生まれてすぐに添い寝でないと、なかなか寝てくれない子で産院では出産後の疲れを取るどころか、睡眠不足の日々を過ごしました。
夜にあまりに寝てくれないので巡回に来た助産師さんが、添い乳をしながら寝かせてみたらと声をかけてくれたのを今でも覚えています。
なかなか授乳ペースが整わず、赤ちゃんの飲む力と出る量がうまく合わなくて、頻回授乳になっていました。帰省先では実家の家族が夜泣きに付き合ってくれたおかげで、夜は少し眠れるようになりましたが、いつになったらぐっすり朝まで眠れるようになるのかと、憂鬱な気持ちになりました。
まだ首も座らず、横抱きで私の腕が段々と悲鳴を上げるように疲労が蓄積していきました。自宅に戻るとますます責任がのしかかり、日中赤ちゃんと2人きりで過ごすことが多くなり、私がこの命を守らなければならないのだと思うとますます肩に力が入りました。
寝ては泣き、泣いては授乳を繰り返していましたが、日々成長し、1ヶ月ごとの成長が目覚ましく、少し私が慣れてきた頃には次のハードルが待ち受ける日々でした。
2ヶ月になり、大分目が見えるようになったのか私をじっと見つめてきらきらした笑顔で笑うようになった時は今までの苦労が一気に吹き飛びました。私が目の前にいるだけでこんなにも嬉しそうにする人がいるのだと思うと、感激しました。
目が見えるようになるといった成長が今でも忘れられないくらい、かけがえのない感動的な出来事でした。
てらぴぁぽけっと三郷駅前教室